あなたが発達障害の子どもを持つ親なら、ぜひPTA役員を引き受けていただきたいと思います。学校運営に協力することで、先生方の理解を得やすくなりますし、役員の仕事などで、学校内のふだんの生活を観察する機会を得ることができるからです。
学年委員はお茶会や食事会を仕切ることが多いと思いますが、そのように前に出ることが苦手な場合は、保健体育委員や広報委員といった役があります。
卒業対策委員は、好きな方は好きだと思いますが、私は幼稚園で引き受けて懲りたので、小学校では早めに役員をこなすようにしました。(保健体育委員という、年に2回のスポーツイベントに参加したり、参加者を仕切ったりする仕事でした)
学校にもよると思いますが、ほとんどの場合何らかの役員をこなさないと最終的に卒業対策委員になってしまいますので、自分ができそうな分野を選んで、ぜひ早めに引き受けていただきたいと思います。
さて、話題は変わりますが「ママさんカースト」という言葉を聞いたことがある方はおられるでしょうか?私は子どもが出来るまでこの言葉を知らなかったのですが、言うなればお母さん同士の序列です。
お子さまが優秀であればあるほど、このカーストの上位になりますが、お子さまに障害がある場合、どうしてもカーストの下位とみなされることになります。
もちろん、ほとんどのお母さんは普通に接してくれましたが、中には不快な思いをさせられるお母さんもいたことをお伝えしておきます。
しかし、学校は単なる通り道に過ぎません。嫌な思いをしても、ほとんどの場合、一生続く関係ではないので、その辺は割り切ってお付き合いしていけばいいと思います。