Sasha BLOG

Sashaの療育日記

ご褒美を活用する

療育とご褒美をセットで考える、というのがABA療法の特徴と言えます。

 

ご褒美については、言葉をカードで教えるなど、短期的な意味では、成功の0.2秒以内に強化する必要があるそうです。

 

息子が小さい頃は、ボンタンアメを8等分したり、グミを4等分したりして、成功したらすぐに口に放り込む、ということをしていました。

 

小学校高学年くらいになると、時間を延ばせるようになるので、30分勉強したら何個、みたいにできるようになります。家庭教師さんは、2時間勉強したらねるねるねるね、をあげるようにしていました。

 

大きなスパンでは、運動会のように、プレッシャーがかかるイベントが終わったら、例えば特急列車に乗せてあげるよ、みたいな使い方をすることが出来ます。

 

単に頑張れ、と押さえ付けてしまうと、プレッシャーに負けて、当日にパニックになるかもしれません。しかしプレッシャーが起きるイベントと、強化子をセットで提示してあげると、ご褒美に気持ちがいくので、あまりプレッシャーを感じずに、楽しくイベントを迎えられます。

 

これはお金もかかるのですが、私は子どもが人前でパニックを起こすよりはいいので、けっこう活用していました。

 

高校生になってからは、さすがにご褒美で釣るようなことは無くなりましたが、もっと意識的にマメに活用したら、やる気を出してくれるかもしれません。