Sasha BLOG

Sashaの療育日記

学校では役割を持たせる

息子は、フリートークが苦手です。親である私と話をしていても、妙なことを言ってきてイライラさせられることは珍しくありません。ましてや、他人であるクラスメイトの子らが、長々と興味のない話に付き合ってくれる可能性は低いでしょう。

 

息子は鉄道オタクなので、放っておくといつの間にか鉄道の話題にすり替えて、話を進めてしまいます。鉄道研究会の皆さんとは通じても、興味のない人間に一方的に鉄道の話をされても苦痛なだけです。

 

とはいえ、クラスで何もしゃべらないまま一日を過ごすのも辛いでしょうから、息子には積極的に委員会活動や係の仕事を引き受けるように言ってきました。

 

本来の性格として、明るく目立ちがりの息子は、喜んで中学校時代の3年間、委員会活動をこなしました。高校に入ってからは、何も言わなくても率先して委員会活動に手を挙げていました。

 

委員会活動は、内申点でも良い方向に働くので、推薦を利用して進学させたいと思うお子さまなら、ぜひ委員会活動やボランティアに参加させて欲しいと思います。

 

息子は、中学校の内申点は2と3ばかりでしたが、委員会やボランティアの加点を使って、なんとか単願推薦の規定に達しました。推薦枠なら、プレッシャーのかかる試験を経験させなくてすむので、発達障害があるお子さまは、頑張って出席点や委員会加点を使って推薦枠で進学していただけたらと思います。

 

頭が良い子なら、生徒会に入って活動しても良いでしょう。とにかく、仕事として周囲と関わるシチュエーションを作ることです。