Sasha BLOG

Sashaの療育日記

宿泊訓練のくふう

学校で旅行に行く時は、まず下見に行くことをお話ししました。そのほかには、持ち物の工夫があります。

 

その場で使うものは、全部まとめて1パックにしてしまうのです。例えば、お風呂に行くなら「バスタオル+パンツ+肌着+靴下+部屋着」とします。

 

「お風呂に持っていくもの」をひとまとめにして、脱いだものは「脱いだもの入れ」にまとめて入れてしまいます。再度同じものを使わない、一方通行にすることで、身支度の作業をシンプルにする訳です。

 

学校から、バスタオルは干して同じものを使うように、みたいな指示が来る場合もありますが、そこまで先生は見ていないので、気にせずバスタオルは使い捨てにしていました。

 

こうすると作業が理解しやすくなりますが、荷物が嵩張るのが難点です。そのため、バスタオルは薄手のものを使いました。

 

ニッセンのバスタオルが薄いのでお勧めです。ちなみに我が家は家族がバスタオルを共有しないので、普段からこれを使っています。

 

パッキングの際には、透明な袋、あるいはメッシュ記事のものを使います。視覚的に分かりやすくすることで探す手間を省き、パニックを抑制しています。

 

ほかには、スケジュールを覚えさせることも重要です。長くなると覚えるのは難しいので、メモに書いて行程表をすぐに思い出せるようにしていました。

 

宿泊訓練の主眼は、とにかく流れに乗せる、パニックを起こさせないということです。支援する側としては集大成なので、普段以上に緊張しました。

 

宿泊訓練にはすべて参加できたので、良かったと思っています。