私の母が、私を説得する際によく使う言葉に「みんな」というものがあります。
「みんな里帰り出産しとるんやけん田舎で産め」「みんな娘に世話してもろうとるんやけん帰って来い」「みんな結婚しとるんやけん」etc…
このように「みんな」という言葉は、私には一種の呪いの言葉でもあるのですが、息子が産まれてからは、今度は息子と周りの「みんな」との関係に悩むことになりました。
現在ではあまり悩んでいないので、結論から言うと「みんな」のことは考えなくてもいい、と気付いたら楽になったということをお伝えしておきます。
幼稚園の時には、勝手にママさんカーストの最下位にランク付けされ「みんなで何かしよう」の「みんな」に入ることはありませんでした。たまたま行った動物園に、幼稚園の「みんな」が総勢40人くらいの親子連れできている場面に、たまたま出くわして、気まずい思いをしたこともあります。
小学校や中学校でも、「みんな」が集まる公園やLINEグループに誘われることはなく、私たち親子はいつもひっそりと自宅や自然の中で過ごしています。
息子も私も、人と関わるよりは、どちらかというと自然の中で過ごすほうを好んでいるので、キャンプやデイキャンプにもよく行きます。
夫がキャンプ嫌いなため、キャンプに行く際も2人ですが、自然の中で過ごす時間は、私たち親子にとってかけがえのないものです。
発語がない幼少期には想像もしなかったのですが、小学生になり、意思疎通ができるようになると、息子にリーディング能力があることも分かりました。
天使や龍、キャットピープルをよく見るので、現在でも迷った時は息子にリーディングをお願いすることがあります。
周りとは違うということに悩んでいた頃は、霊能者さんにも度々相談したのですが、皆さん共通しておっしゃるのは、地球への転生が1回目なのではないかと言うことでした。
地球への転生が初めてなので、肉体の操作や周りの感情を察することに慣れておらず、自閉症と診断されているだけではないか、と複数の方に指摘されました。
息子のアートの才能はギフテッドに近いと感じますし、最近では、息子は私にとって尊敬すべき人だと思うようになっています。
私自身も、リーディングやヒーリングの勉強を続けていますが、息子ほど明確にメッセージを下ろせる訳ではありません。
また、息子には、人を出し抜こうとか傷つけてやろうとか、自分が一番になってやろうという我欲がほとんどありません。
喋れない、話せない、コミュニケーションが取れないということと、魂の霊格の高さは、全く別ものだとつくづく感じています。
息子は確かに、私を光に導いているのです。