Sasha BLOG

Sashaの療育日記

議員さんのチカラ

発達障害の息子を育てる上で、力になってくれたのが地元の区議会議員さんです。

 

普通に生活していたら、議員さんと接触することはあまり無いと思いますが、学校側とトラブルになったとき、学校にプレッシャーをかけられる教育委員会に働きかけてくれるのは、議員さんくらいだからです。

 

そもそも、子どもは、学校に人質に取られているようなものです。保護者からあまり強く言うと、子どもが辛い思いをするかもしれません。だからこそ、議員さんのように、学校側にプレッシャーをかけられる存在が必要なのです。

 

スクールカウンセラーさんもいる、とお思いの方もいるかもしれません。学校と保護者の中立の立場である、スクールカウンセラーさんに相談してカタがつくのなら、それが一番いいと思います。

 

しかしスクールカウンセラーではどうにもならない事態になった場合は、議員さんに頼るしかありません。

 

議員さんに相談すると、区議会で代表質問として取り上げられるので、表沙汰になることを嫌がる先生はいますが、子どものためには背に腹を変えられないと思います。

 

私が議員さんに相談したのは、合わせて2回です。小学校と中学校で、1回ずつ相談しました。2回とも、支援を薄くして欲しいと頼んだときのトラブルでした。

 

支援の先生は、自分が担当する生徒がいなくなることをひどく嫌がるため、支援を段階的に薄くするのが子どものためと説明しても、なかなか理解は得られませんでした。

 

酷い時には、校内通級の担任の先生から、嫌がらせも受けました。息子の机の上に、子どもが使わないような、事務用の黒のダブルクリップが大量にばら撒かれていたのです。プリントを隠されたりもしました。

 

学校の先生がまさか?と思うかもしれませんが、学校のような閉鎖的な空間にいるせいでしょう、学校の先生のほうがむしろ、そういう幼稚なことをしやすいと思います。メンタルを病みやすい環境なのかもしれません。

 

通級の前年の担任の先生が、同じ方からイジメを受けており、この先生が議員さんを紹介してくれました。

 

この先生のお子さんにも障害があり、障害児の親の立場から、親身になった指導をしてくれました。

 

私が議員に相談したことを知ると、今まで好意的だった副校長先生の態度は、一変しました。 

 

例えその、嫌がらせをしてくる先生がおかしくても、我慢すべきだとまで言われました。 

 

通級の担任の先生は、明らかにサイコパスだったので、副校長先生もだまされてしまったんだな、と悲しくなりました。

 

先生との関係は悪くなりましたが、子どもの発達をふさいでしまう懸念はなくなりました。この辺のバランスは、本当に難しいと思います。